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ううん酸

とりまシェリル・ノームのファンサイトです。うさんくさい?

こわごわと戦術支援AI(人口知能?)などうp

えせミリタリー小説風アルト譚。
3日も前に書き上げたけど、ドットシェリルに喰われてました・・・。まあ内容に自信がないのもあるな。

さて、学園モノもとりあえず書き始めればなんかでてくる?と思ってとりあえず書き始めてみたけど・・・。
事件とかアイテムのネタがない・・・。
ええと、時事ネタ?で、軌道エレベーター建設でも織り込むか?シェリル単独大気圏突入とか入れるか?航空学校だからな。
青春もそのへんにありそうだ。

まあいいや、今回はとりあえず新婚かどうかは別に、結婚後のアルトとシェリルで、アルトだけのお話です。
アクションはなし、バカばなし系(さる軍団はでてこないよ)。
よろしければ。




簡単なテストと愛妻



「やあバト、久しぶりだな。」
アルトが声を掛けると、パイロットスーツに組み込まれた擬似AI(人工知能)も穏やかに答えた。
「ええ、お元気そうで何よりです。」

戦闘機パイロットが自機を降りて、そのままシームレスに陸上戦闘に参加する・・・。
そんな状況は、果たしてどれだけ有り得るのか?
だが、小さい可能性であっても、スキルアップとそのための兵装開発は必要だ。
そして、真空の宇宙ではなく、大気圏下でのシミュレーションが必要となった時、広大な未開発空域を持つ惑星ガイノスと、スキルの高いSMSパイロットの組み合わせが重用されるのも、流れとしては自然だった。
そんな理由から、今日のアルトは「地上作戦支援用 擬似AI『バト』」と、再び行動を共にしている。

バトは擬似AIであるがゆえに、そこに感情は無い。
だがその反応は、時に人間らしい応答が出来る様に設計されていた。
その方が、兵士への情報伝達がスムースに出来る事が分かっていたからだ。

惑星ガイノスの青空を、新統合軍仕様のVF25が飛ぶ。
すべらかな口調で、インカムから彼女(彼?)が、答えた。
「こちらこそお久し振りです大尉。前回はガイノスでの降下作戦の時にお会いしました。」
「ああ、そうだな。 今日は陸戦型パイロットスーツの完熟試験だ。気楽にやろう。」
「了解です。」
バトとアルトの会話も慣れた雰囲気だ。

ガイノス駐留SMS部隊に依頼があったのは、惑星仕様兵装、大気圏内での陸上攻撃兼用型EXギア(パイロットスーツ兼用)のテストだった。
ほぼ完成型に近い状態のそれに、大きな問題は想定されていない。
主に、細かいマッチングの確認、高Gの飛行、降下。
機体から離れて走り、模擬陸戦。
また走って機体に戻り、帰還。 それでテストはお終い、の予定だ。
アルトにとって、作戦空域へのVFでの移動は、若干の空き時間と言ってよい。

「君は相変わらずかい?」
「そうですね、先回お会いした時、私はバージョン6でした。今は7.3です。」
「へええ、何か新しく出来る様になったの?」
VFの操縦桿を操りながらアルトが聞く。

「そうですね。例えば楽曲の提供が出来ます。何かリクエストとかは有りませんか?」
「おっと、じゃあそうだな。彼女の・・・、シェリルの新曲とか出せるかい?」
「了解です。 最新PVとセットで、0.25クレジットです。次の小休止で課金を承認下さい。」
「あれ?お金取るの?」
「もちろん。給与引き落としです。」
「はは、いいよ。どうせウチの財布だ。」
「どういうことですか?」
「何でもないよ。」
「楽曲は、今聴かれますか?」
「頼む。」
聴きなれた音楽が聞こえ始める。


・・・・・・・・・・・


「あとはどんなことができるんだい?」
しばらくしてアルトが再び聞いた。
「シェリルがお好きなら、彼女の口真似が出来ます。」
「げっ、モノマね? ・・・へえ。 って!それもまさか有料かよ?」
「いえ、言語再生パターンを少しいじっただけの改造プログラムです。コ社の女性プログラムデザイナーの趣味に、さらに幾つかの修正が加わったモノの様です。」
「なんだか事務所とか良いのかな・・・。 シェリル口真似なんて仕様が普通にあるの?」
「ええ、陸戦隊オンリーの、隠れ仕様ですが。」

「・・・、利用している兵士はけっこういるのかい?」
「コ社の製品、私を受領している兵士だけですが。 内だいたい206万人くらいの兵士が採用しています。ほぼ男女半々でしょうか。」
「!!って206万人・・・? 俺は遠慮しておくよ。」
「そうですか。」

バトが急に艶(つや)やかな口調で呟いた。
「あ~ら残念!こんなサービスめったにないのに。」
「!! だからいいって・・・。」
アルトは苦笑しながら答える。

「(まったく人の妻を何だと思ってるんだか・・・。 まあ、あいつも案外面白がったりするのかな? いや、これは肖像権とか何かの問題じゃないのか? 
ただのモノマねだから良いのか? いやいや・・・、かなりグレーだろ。)」
しばし考えがまとまらない。

「どうかした?アルト。」
聞きなれた?優しい声に、一瞬、ちょっとだけ混乱する。
「だからやめろって!バト!!」
「・・・残念です。自信があったので・・・。」
バトが小さくつぶやいた。


FIN

って・・・これで終わり?
すんません。
なんじゃこりゃ?

あ!明日拍手返事書く。ロリルと射手座つくったけど・・・、いまいちだった。
最後まで読んでくれた人に感謝です。
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  1. 2012/04/14(土) 21:05:36|
  2. 作品(マクロス小説)
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