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ううん酸

とりまシェリル・ノームのファンサイトです。うさんくさい?

決戦前夜33 <決戦2> VSデストロイド・トマホーク!!

夕方またまたオヤジに呼び出されたので、外神田であんこう鍋や。
ので、早めにうp。今最終校正しました。 けど、校正って何回やっても漏れるよね・・・ORZ。

今回はデストロイドと大立ち回りの回です。シェリル・テイストは最初の方に少し・・・。
「何書いてあるかこれじゃあ伝わらんよ!」ッて人も、「トマホークの活躍ってアニメでも見たかったんだーーー」って人も、コメントなどいただけると感謝です。

では、明日もオヤスミですので、また明日ー。
状況は断片的ながら、軍のチャンネルでも拾えていた。
が、フォールドアウト後に、まさか移民船での大気圏突入まで果たすとは。

プラズマ層に耐え、反重力エンジンが降下速度を押さえていても、侵入する大気は、この穴だらけの移民船では防ぎ切れない。
小瓶の中で振り回されたような嵐のなか、オズマはシェリルに覆いかぶさり守った。
透明薄膜のシェルターに納まった彼女を、なんとかその穏やかな表情のまま、嵐をやり過ごす事ができた。
医療ドローンはいつの間にか居なくなっている。
あるいは吹き飛ばされたのか。

数キロ先だろうか。
さっきから自動小銃の音がする。
いったい、何と何が戦っているのか?
フロンティアも、いつの間にか内戦の小国の様だ・・・。

「(移動が必要か?)」
オズマはあらためて、シェリルの顔をのぞき込む。
少し体力も取り戻したのだろう、その肌も生気を取り戻している。
大丈夫そうだ、次に歌ったりしなければ?
しばしオズマはその端正なシェリルの表情を見つめる。

「・・・っと、銀河の妖精か。 道ならぬ恋と難病とはな。無事に帰りたいよな?」

なあ、妖精さん。

戦場の行方を追い、オズマの目が銃撃の方向を探った。



<決戦2>

両腕の荷電粒子砲口がこちらを狙う。ロックオンのアラームが鳴る。
撃たれる!
「"後退!"」
「後退!」
グレイスの怒声と同時に、マリが叫んだ。
廃墟の街を背景にしてオートマトン兵団が、一斉に空中と陸上で後退する。
やばい、あまりに近距離過ぎる!

だがしかし、敵対するオリジナルグレイスのそのトマホークは、伸び上がるように、その腕の大砲を勢いよく回転させた。
肘関節を中心に旋回するそれは、カンフーの武具の様な動きになる。
こん棒と化した大筒が、散開し空中に退避したEX兵のうち、逃げ遅れた2個を簡単に仕留めた。
空中で爆裂する。

「くっ! 各機、距離を取って攻撃続行! グレイス、あれは撃ってはこないの!?」
「"都市配備されているデストロイドですからね。 火器管制までオート化はされてないのよ!"」

頭部付近のコックピットハッチが半端開いたままだ。
オリジナルグレイスの手にある、シェリルのステージマイクを通してコントロールされているのだろう。

「あのゾンビ・グレイスとデストロイドのリンクは切れないの?」
3小隊9機を空(うえ)にあげ、距離をとった重火器での攻撃を命令してから、マリが聞く。

「"ごめん、都市防空隊のアクセス権がさっきから見つからないの! マリ!上からやるわよ!EXギアを装着して。"」
グレイスがマリに叫ぶ。
頭の中に居るんだから、怒鳴らなくても、聞こえますってば!

って、今あたしを抱き上げてくれているEXギアの中に入る?

「そりゃあ抱きかかえられて移動よりは闘えそうだけど、そんな訓練受けた事ないわ!」
トマホークと、ゾンビのグレイスを引き裂くべく、マリは部隊に追加指示を繰り返し、叫ぶ。
護衛を兼ねる無人EX兵(隊長機)が、マリを抱き抱えて戦場から一定の距離をとり滑走しているのだ。

「"大丈夫!やれるわ。あんたの神経と能力ならね。"」
「って、運動神経ってちゃんと言ってよ! 神経とかってなに!心臓に毛が生えてるみたい。」
「"あら、そのつもりよ?"」
「―ったく、で? どうすりゃいいのよ!」
マリを抱えたブルーのライン入り隊長機が飛来物をよける。 移動を繰り返し、バトロイドから距離を取る。

「"私は究極のウェラブル知性だって言ったでしょ。リラックスして。今彼にハイジャンプさせるわ! 3秒目をつぶって!"」
「任せる!」
マリの返事と同時に、EXギア兵が加速を始める、そしてタメから、一気に跳躍した。

ダンっ!

とたん、ガシャガシャ!
例えるならそんな音だ。
耳元でその機械音が弾けると、むき出しの手足に一瞬ヒヤリとした感覚、そしてすぐに外骨格カバーが身体を包み込む感覚。
バタンっ と、これもそんな音で閉じたバイザーが眼前を覆う。
そして、同時に煩い風切り音が消え、低いエネルギーコアの駆動音に変わった。
「!」
変身っ!とかそんな言葉が適当だ。

ボッ!
背面ポッドの二基のエンジンノズルに火が入ると、落下運動を振り払い、EXギアに包まれたマリの体が飛び立った。

「わおっ!」
マリの体が一気に上昇する。
デストロイドを眼下に、高いポジションから戦場を俯瞰(ふかん)出来る。
見たこともない風景。 それは高さもだが、荒れ果てた街の姿もだった。

・・・、くっ。


グレイスがアシストしてくれている、飛行にまったく不安は無い。
「左翼、パープル隊、グレイスを追いたてるから一緒に来て。残りはデストロイド・トマホークを止める!
重火器を含めて火器管制はオールクリアーよ! しとめるのよ!」
マリが指示をする。
周囲を舞うEXギア兵は、だが雲蚊の様だ。
でも、決して劣勢なわけじゃない。
なんとしても押さえて見せる。


コートを着たグレイスが、再びその暴れるデストロイド・トマホークの背後へ回ろうとしている。

「!」
グレイスはトマホークに乗り込もうとしている? 火器が自由に使えないのを、わかってるって事か。
「やばい。グリーン隊はトマホークのコクピット破壊を優先して! レッド!グレイスの足を止める、こっちと挟み打ちにするのよ!」

墜落したシェリルとの距離はもうそんなに遠くは無い。



続く!
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  1. 2013/11/03(日) 12:49:13|
  2. 作品(マクロス小説)
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