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ううん酸

とりまシェリル・ノームのファンサイトです。うさんくさい?

恒星ガイノスあたり

すんません、初心者なんで拍手のコメントとか、いろいろなメッセージに気がつくのが遅い。
とりあえず人様に見せられるレベルに早くたどり着かないと。今日、明日がんばります。

さて、とりあえず新しく書いたやつ。
もともとはこれも、某Kさんの2次作品に対するコメントで考えてたネタ(←けっこう前です、ウチは3次だから!)。
だからアルトの立ち位置とか重なってます(宴席でいじられている!)。
書き始めると「お話」が変わってきて、うううんんんn、なんか落ちも山もない。
ついでにちっともロマンチックじゃない。
まあいいや、読んで!



恒星ガイノスあたり


『オリンピア宇宙局は、太陽面を通過後、「脱出」に成功した彗星の映像を公開した。 氷でできている彗星は、太陽に接近しすぎると高層大気(コロナ)の影響で消滅するのが普通だが、特別に運がよかったらしい。
宇宙局は「マジで度肝を抜かれた」との専門家のコメントも紹介している。
彗星は今回、太陽表面まで約14万キロ(地球と月の距離の3分の1程度)まで接近したと考えられる。』

「マジでびっくり・・・か。」アルトがつぶやく。
「日本語のニュース配信だけですよ、そんな言葉遣いは。でもほんと、『マジで度肝を抜かれ』ました。」

恒星間通信だが、近年のスパーフォールド網(ネット)が、そんな距離を会話に感じさせない。
フロンティアのルカ・アンジェローニが続ける。
「で、調査の結果。 ここと、ここに。 やはり『フォールド孔』が有ります。」
「またか?」
「またです。」
「宇宙は穴だらけだな。」 アルトはため息をついた。

「明日から休暇ですよね? 調査衛星の放出は、若いスタッフにでもやらせて下さい。
我が社(LAI)からも技術者を派遣していますし、オリンピア宇宙局にも正式に作業依頼書を出して有りますから。」
「わかった。 今日はこれから宴席なんだ。これで切るぞ。」
「珍しいですね?」
「ああ、接待だ。付き合わないといけない。」
アルトはルカとの通話を切り、席を立った。

「(さあ、この『打ち上げ』で2週間の取材協力も終わりだ。明日から10日間の休み、あいつも待っている。)」


・・・・・・・・・・・・・・・・


「シェリル!」
次のツアーのためオーディションで選抜されたバックダンサー達と顔合わせをしていたシェリルは、突然その一人からよび止められてびっくりする。
ダンサー全てが緊張した雰囲気を隠せない中でだ。
「って・・・、ミンメイ?」
「お久しぶりです!」駆け寄る彼女は、ガイノスのスキーリゾートで最後に会った時よりも数10センチは背が伸びていた?
「大きくなったわねえ?」シェリルが思わず声に出すと、彼女は満面の笑みで応えた。
少女の名前は、ゼントラーディの祖父がつけてくれたものだと言っていたっけ。
「オーディションに合格させて頂きました! がちで合格したんですよ。 ああっと、パイロットの彼は元気にされていますか?」
「あはは、元気よ。 でもね、ミンメイ? シェリルとしては、バックダンサーにからかわれるのは勘弁なのよ。あなたも今日からプロでしょ?」
ミンメイはいささかもひるまずに微笑んだ。
「わかりました、シェリルさん!今から違います。」
「歓迎するわ、ミンメイ。」
シェリルの答えを聞き、最上級の笑顔をつくると、ミンメイは自身の列に戻った。

シェリルの目が笑っている。
「(ふふ、若い人にはかなわないわ・・・って、やだ、おばさん入ってる?)」
スタッフとの打ち合わせを続けながら、シェリルはミンメイに聞かれたことを考えていた。
「(アルトはどうしているかな? あらやだ、もう二週間も会って無い?
アルトったらよく耐えられたわね。 これが終わったら電話してやりましょ。)」


・・・・・・・・・・・・・・・・


「お疲れ様でした~。 先回に引き続き、取材協力にお礼申上げます。
ええと、本日はわが社の主催(交際費)ですから、みなさん遠慮なく飲ってください。」

ここは、ガイノス新統合軍基地周囲にある、繁華街のクラブだ。
軍事基地にはいつの時代でも、兵士、士官、基地スタッフとその家族のための町がある。そこにサービス業が付いてくるのも同じだ。
2週間もの長期にわたる取材に協力し、その担当記者との『打ち上げ』に招かれたのは、アルト(中尉)と、基地付きの女性広報士官(大尉)、アルトの部下の准尉だ。
ガイノス・ゲートキーパー基地は、基本的には新統合軍の運営によるものであり、SMSから教導官として派遣されているアルト以外の二人の軍人は、新統合軍の所属だった。

出版社記者は40代の快活な男性。 
新統合軍大尉は、広報担当士官なだけに人当たりのよい20代後半(?)の女性。 
一方、准尉はパイロット暦も浅く、アグレッサー修行というよりは、純粋にアルト付き担当士官だった。
准尉の存在は、組織外から出向いている教導士官に対する敬意と、実態は伴わなくても生活全般の案内役も兼ねていた。


宴席のたわいない会話に続き、記者が申し訳なさそうに話を進める。
「すみません、2週間も缶詰にしちゃって。 早乙女中尉はあまり基地内の寮で生活していない、というのは後から知りまして。」
「中尉の彼女はオリンピアにいるんですよね?」
担当准尉が横から会話に入る。
「なんで知っている?」
「だって休みのたびにオリンピアに帰るし、どちらかというと基地(ガイノス)にはいないじゃないですか?」
「(あんまり喋るなよ・・・。)」 アルトは、少し面倒くさくは思いながらも、大人げない反応をするような事でもないと考える。
あるいは、明日にはシェリルに会えると思うと嬉しかっただけかもしれない。

「早乙女中尉は、結婚はなさらないの?」
広報士官の大尉も会話に入ってくる。そういえば少しキャッシーに雰囲気が似ている美人だ。
「お互いに忙しくて、今はそんな判断ができないんですよ。」
アルトの答えに、准尉が反応する。
「中尉の彼女は、すっごい美人のキャリアウーマンだって噂が・・・。」
「ああっ、それ私も聞いたことがあるわ。」大尉の目が輝る。
「なんでそんな噂が・・・。」アルトはかなり気恥ずかしい。
「前任のSMS大尉が、早乙女中尉の歓迎会をやったでしょ? その宴席に携帯電話がかかってきて、とっても遠距離恋愛なキュートな会話があった、って。」
アルトは苦笑する。

かまわず准尉が、大尉の後を続ける。
「仕事が忙しくてめったに会えない彼女を大事にしているって噂です。 しかも、お休みの日はオリンピアにすぐ飛んで行くし、『ああっ』って、思うじゃないですか?」
矢継ぎ早の二人のアルトへの問いかけを聞く記者は、うんうんと、満足げにうなずく。

「私みたいに早く結婚すればいいのに。 軍人は早めの結婚がいいのよ。」
広報担当大尉が左手の指輪をひらひらと動かしながら言う。
「ええ? 大尉は、結婚していたんですか?」びっくりした声で准尉が聞く。
「(気がつけ。)」アルトは苦笑いを続けながら、グラスを傾ける。

「あら軍隊って組織は、既婚者に対する待遇がめちゃくちゃ良いのよ。 配偶者手当、扶養家族手当、宿直手当、住宅補助、シングルの倍近いクレジットよ。」
「本当ですかあ? あ、でも早乙女中尉はSMSの所属だから。」
「あら、SMSだって同じようなものよ。 むしろ職能給加算なんて新統合軍より大きいはずよ。 お得なの、結婚は。」
記者も加わり、『結婚が本当に得か?』に、会話が進み始めた時、アルトの携帯が震えた。
ぶぶぶぶぶ・・・・。

「 !!! 」宴席の全員の目が、アルトの胸ポケットの振動を見つめる。

5コールまで無視したアルトだが、宴席の全員がいまだ、アルトを見つめ続ける。
「・・・・。」
致し方なく、携帯を取り出す。 
キャラクター化されたホログラムのシェリルのアイコンが、きらきらと文字盤を回っていた。
表示させたままにするのも気恥ずかしく、アルトは携帯を取る。

シェリルの声はよく通る。職業歌手だから当然か。
「なんで私を放って置くのよ!」
「電話の事か?俺の仕事か? 取材協力で二週間缶詰だって言ったはずだぞ。 お前だって仕事が目一杯って言ってたじゃないか。 とにかく切るぞ! まだ仕事中だ。」
「あ~っ、ヒドーい。 私よりも仕事を取るのね?」
「(おいっ! 普段はそんなこと言わないくせに!)何言って・・・、」
言葉につまるアルトにお構いなく、シェリルが続ける。
「だいたいなんでそちらの画像を開けないの? なにか私に隠してるんでしょ!」
「ちょっとまて、回りに声が筒抜けなんだ。 仕事中だから後でな。」
「Pi!」アルトがかなり強引に通話を切った。


「いいの?」
「いや、よくないんじゃないかなあ?」
「僕もそう思います。」
宴席の3人は顔を見合わせてそんな会話を始める。

「早乙女中尉。 だいたい今の会話で中尉は嘘を付いているわ。 嘘はなるべく少なくしないと彼女から切り返されるわよ~。」
「はあ・・・。(この携帯、どこまで会話が漏れているんだ?)」アルトは、女性士官の指摘にたじろぐ。

そして・・・、
「ぶぶぶぶぶぶ」2回目の着信がアルトの携帯に届く。
「!!」
全員に無言で促されて、アルトはしぶしぶと携帯を取った。

やはりシェリルのよく通る声が響く。
「ねえ、位置情報だとすでに基地の外でしょ! けっこうな繁華街にいるみたいに見えるんだけど?」
「ストーカーか!お前は?」
「あら、そんな事言うのね。じゃあ私も、スタッフで可愛い子(女子)が入ったから、呼び出して遊んじゃおうかなあ~。」
「かわいい子(男子)~? とにかく今日が終われば10日間の休みだ。お前こそ静かに待っていろ。」

女性士官が意識的に大きな声で話す。
「まああ、酷いコト言うわねえ、早乙女君。」
男性記者の声も大きい、携帯が拾うようにわざとだ。
「静かに待ってろ!だって。」

「みんなそう言ってるわよ?」電話の向こうから、シェリルが状況を理解してか会話を続ける。
「(いったいこの携帯、どのくらいの範囲の声を拾っているんだ?)」

「でも彼女も彼女よねえ~。 早乙女中尉みたいないい男、2週間も放って置けるんだから。 いい男は、早めに押さえないと。 男はイイ男から売れるの。女はそうとは限らないけど。 基地の女がほっとかないわ~。」
「大尉、酔ってますか?」

アルトと女性士官のやり取りに、携帯からシェリルが割って入る。
「あら、興味深いわ。いい機会だから、ちょっとお話が聞きたいわね。」
「シェリル~、(なんかいつものお前らしくないんだけど・・・)もう切るぞ。」アルトが強い口調で言う。

大尉「オープンのフォログラム通話にできないの?彼女にも参加してもらいましょうよ。」
アルト「いいえ、彼女は明日も仕事ですから。」
シェリル「あら、私も明日から10日間のオフよ。 一緒にお休みじゃなかったかしら?」

女性士官がしてやったりの笑顔でアルトに言う。
「だから、嘘はだめだって。」
隣で、記者と、若い准尉は、がくがくとうなずき、賛意を示した。



「(どうしてこうなった?)」
結局、アルトの携帯をオープンモードにしてシェリルも宴席の会話に加わる事になった。

ガイノス側の自己紹介の後に、
「彼女をなんと呼べば?」と記者が聞く。
「シェリルでいいわ。 顔写真を出すのはちょっと恥ずかしいから、これで勘弁して。」
携帯の向こうでシェリルが操作したのだろう、アルトの携帯フォロ画面に、コミック調にアレンジした白黒うさぎのシェリル・マスコットキャラが、「ポンっ」という効果音とともに浮かび上がる。
「わっ、シェリルだ。」准尉がうれしそうに見つめる。
「(ほんものだけどな・・・。)」今日のアルトは苦笑してばかりだ。

広報大尉が積極的だ。
「シェリルさんは結婚する気はないの?」
「考えてないって言ったら嘘になるけど、仕事が忙しすぎて・・・。 大尉はどんなきっかけで?」
「私はできちゃった婚よ。話が早くてよかったわ。」
「えええ! 子供もいるんですか?」准尉が心底驚いた顔をする。
「だ・か・ら! 軍隊って組織の手当ては、ほんと厚いのよ。保育所だって、延長保育、宿泊保育、病児保育、幼児教育、なんでも対応してくれるわ。シェリルさんもよかったら早乙女中尉に、ぜええんぶ任せられるわよ。 軍の基地施設内だから、セキュリティも万全。 シェリルさんのお勤めは民間企業?」
「事務所には所属はしてますけど、基本的にはフリーランスです。」
「弁護士みたいな感じかしら? だとすれば、子供はこちら(基地)に預けて、休日はあなたが通うとかでも大丈夫よ。」
「ありがとうございます。アルトとは一言も、そんな話したことなくて。」
「(そりゃそうだ、俺だって知らない。)」

大尉が大げさなため息とともに続ける。
「でもねえ、ルックスが良いじゃない中尉は? あとクールな雰囲気と、紳士的な行動? で、彼のファンが多いのよ。 知ってた? ファンクラブみたいな派閥が少なくとも3っはあるわね。」
「それは僕も、聞いた事あります。」准尉だ。

「早く押さえちゃった方がいいわ。 こっちに遊びに来たら声かけて。 ファンクラブの人達にも紹介するから。」
「それは報告に来なさい、と言う事かしら。」携帯の向こうからシェリル。
「そう取った方がいいと思うけど? 私のモノって宣言しておくの。 あと、今のあなた達には、恋愛ノウハウより、新生活ノウハウのほうが有効じゃなくて?」

「大尉? そろそろプライバシーの問題かと。」
アルトが言えば、黙って聞いていた記者と、准尉が続ける。
「いや、いい機会だ!聞きなさい。中尉。」
「僕も参考になります!」

すっかりお姉さん口調で大尉は続ける。
「大丈夫。中尉のファンはみんな気持ちの良い人達だから。 あなたが楽しもうと思って来れば大歓迎するわ。 基地内の施設とかも案内してあげる。」
「ありがとう。参考になると思うわ。」
「うふふ、この10日間の休暇で進展がある事を祈るわよ。」


「よし、わかりました! 僕も一肌脱ぎます。 明日からお休みの中尉の代わりに、僕はLAIの太陽観測衛星を運ぶんです。」准尉は嬉々としている。
「一昨日、LAIから来ている技術者と飲んで意気投合してしまいまして。 飲み勝っちゃったので観測衛星のあいた壁面に、いたずら描きの権利頂いてます。
ここに、アルト中尉とシェリルさんの名前をハートマークで書きましょう。お二人の愛がガイノスの太陽を周ります!」
「ばっ、そんなもの、耐熱性が持つ訳がない。」アルトが咳き込みながら言う。
「大丈夫です。耐熱温度12万4千℃の軍用まッキーがあります。 明日、お二人の愛を私が放出してきます。」
「あら、光栄だわ。ぜひお願い。」
シェリルの反応に、准尉は大喜びで言葉を重ねる。
「喜んでくれて嬉しいです。衛星のニックネームの命名権も私が持ってます。なにか希望はありますか?」
「ああ、もう! いい加減にしてくれ!」
アルトがついに悲鳴を上げる。


・・・・・・・・・・・・・・・


「良いなあ~、シェリルさんみたいな恋人がいて。 うらやましい。 声も素敵な感じの人でしたね。しっかりした印象で。 本名もシェリルさんなんですね。
関係ないかもしれないけど、実は僕はシェリル・ノームの大ファンなんです。」
記者とホテルで別れ、その後女性大尉を基地の家族向け住宅まで送り、アルトとくだんの准尉は、独身寮へ向かう。

アルトと准尉では、部屋のフロアが違う。
別れ際に、アルトはふと思いついて、この憎めない准尉に言った。
「明日から10日間留守にするがよろしく頼むな。 ああ、ちょっと待て。 これをやろう。」
「なんですか?」
カード入れから出てきたそれは、アルトの手元でキラキラと人工的な輝きを放っていた。
「ホロシール、知り合いのLAI技術者が試作した特注品だ。 耐宇宙仕様で、表裏の温度差で発電素子がホロ映像を浮かび上がらせるとかいうシロモノだ。沢山あるから何枚かやるよ。 ああ、でも機体には貼るなよ。」
先ほどみたキャラクター化されたコミカルなシェリルが、キラキラと舞っている。
「おやすみ。」
部屋へ向かうアルト。
「はっ、失礼します!」敬礼して分かれる准尉。

「(おおっ!中尉もけっこうシェリルファン? シール、メットに貼ろう! あとは・・・。)」
准尉は足取りも軽く、自室へ向かった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ガイノスの太陽が観測衛星を強烈なフレアで照らし出す。
回転する観測プローフに貼られたホログラムシールのコミカルなシェリルが微笑んでいる。
炎(フレア)の上でフォールド孔から少し外を覗いてみたそれは、キラキラと舞い踊るそのホログラムに興味を引かれたが、飛びすぎるプローフをやり過ごすと再び眠りについた。
彼はずっと待っているのだ。
何を待っているのかはすでに記憶にはないが、その時がくれば思い出すはずだ。
そして、彼はもう少し待つことにした。
どうせ何万年と待っているのだ、あと少しだけ待ってもなんの苦でもあるまい。




                   FIN





おまけ1
(取材記者の場合)

後日、編集部で写真のレイアウト、記事作成に苦闘している私のデスクに、同期の記者が遊びに来た。
卓上の、宴席での4人プラス(マスコット・シェリルの)携帯電話の記念写真を見て、彼がしゃべり始めた。
「このパイロット・・・。 オリンピアか?」
いや取材で撮ったプライベート。
「ふううん。 こっち。 たぶんシェリルの彼氏だな。」
そうだが? 何で知っている?
「シェリルの彼氏で業界じゃちょっと有名人だよ。 ただ、割と扱いの難しい仕事みたいで、軍とかから写真の秘匿要請がよくある。 プライベートっぽい写真も妙に写りが自然で、スクープっぽい写真にならない。 まあ、公然の秘密だな。」
業界って・・・、ちょっと待て! 芸能部のお前がいうシェリルって、あのシェリル・ノームか?
「知らなかったのか?他の誰だよ?」
えええええ!なんで彼氏の存在がゴシップとか記事にならない? 俺はぜんぜん知らなかったぞ。
「ゴシップなんて、本人について書く記事がなくなるから出て来るのさ。
ほら、よく売れなくなるとゴシップ記事が出てくるなんていうのがあるだろ? 売名行為とかじゃなくて、隙がでてくるから記事になっちゃうんだ。 彼女、シェリルの場合はそんな隙がもうずっと無い。 驚異的な事だよ。全銀河的にも。」
(本物のシェリル・ノームだった・・・・?)
「で、どこで会ったて?」






おまけ2
(広報大尉の場合)

「戻りました。」
「あらお帰りなさい。」
「休み前に話した見学の件。覚えてますか?」
「ああ。進展あったの?おめでとう! 入門申請だしておいて。私のゲストでアレンジして置くわ。」
「先ほど(オンラインで)提出済みです。 ただ彼女の仕事の都合で三か月後です。大きいツアーがあるので。 あ、個人情報の観点からも、あまり噂にならない様にして下さいね。」
「あら、当たり前。私から誰かに何かが出る事はないわ。」
「ありがとうございます。訓練に戻ります。」

部屋を出るアルトの後姿をしばし見つめた後に、大尉は事務方の仕事に戻る。
「ツアーってなによ?」
画面で顔写真付きの申請書類を確認する大尉はだが、危うくコーヒーのマグを落とすところだった。
その顔は驚きを隠せない。
「シェ、シェリル・ノーム? 本名? 職業は歌手? えええ!
これ・・・、三か月も誰にもしゃべっちゃいけないの! えーっ、気が狂っちゃうわよ!」




おまけ3
准尉のEXギアの肩には、ゆれるホログラムのシェリルがキラキラと舞っていた。





平和・・・。

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  1. 2012/01/21(土) 13:32:35|
  2. 作品(マクロス小説)
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Author:kikikix
アルトとシェリルでSF風ショートショートがメインです。
ちょこっとフイギュアとかに逃げる時があります。
SSは「~年表」が作品リストになってます。
フィギュアは?まあこういうのもフイギュアって言ってOK?

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