うううううううううんんんんん、とりあえずうpしてから話を考えよう!
ちなみにまだ全然間の話考えてない!
かつ、アルトとシェリルの登場シーンも考えてない!!ラストイメージもおぼろーーーー。
導入王子になっちゃうかも!(←何これ?ギャグ?)
決戦前夜
墜落する。射抜かれる。
おおよそ最悪の事態だが、グレイスの義体は、その痛覚を見事に退ける。
伸びきったワイヤーアンカーが、彼女の体を引裂き吊り下げた時も、特段の苦痛は感じない。
ただ、喉の奥から漏れたのは、いくつかのナノモーターの苦しげだが、間抜けな悲鳴だった。
ピィユルル~ンん・・・。
「(いやだわ、ヒロインの苦悶の声なら、もう少し艶(つや)が欲しいわ・・・。)」
逆さ釣りになった自分から流れ落ちる、疑体液の滲みと、有り得ない方向にぶら下がる自分の脚を見ながら、彼女はそんな事を思った。
「(あのこは、大丈夫かしら・・・)」
「やだ・・・、こんな所で寝ちゃった?」
明け方のゆるい寒気に目覚めさせられたのか?マリはゆっくりと周囲を伺った。
人気のないバス停のベンチ?
どうしてこんな所にいるんだっけ?
ああっ、そうだ。昨夜のパーティーは最高だったのだ。
ギャラクシー製の違法インプラントを埋設しているからこその、最新の情報ドラッグ。
そして脱法キックスから得られる極上の刺激。
めくるめくとはこんな事ね。
ズキズキする頭を抱えながら、マリは、そのベンチから身を起こす。
治安も比較的良好に保たれているフロンティアだ、危ないことは・・・無い、ともいえないか?
そう、こんなサンフランシスコ通りのバス停に、女の子が一人で伸びているのは、いただけない。
「またやっちゃった。」
体にケガや、異常が無い事を確かめながら、マリは半ばめくれていたスカートを直す。
「もう!みっともないったら・・・、」
「"そうね、お薦め出来ないわ。"」
「!?」
突然聞こえたその声に、マリは慄然とした。
慌てて周囲を見回す。
だが、そこにいるのは、相変わらず彼女一人であり、かつ女の子が一人でいるにはあまりにひと気のない、殺伐としたバス停だった。
「誰?」マリは低く呟く。
「"マリー、あるいはマリ・アントワープさんよね? よろしくお願いするわ。"」
彼女の耳朶の後ろで、落ち着いた声が響く。
マリは声の主を探して、慌てて周囲を見回す。だが、たまたま遠くの交差点を横切る自動車以外には、人影も、動くものすらも、無かった。
ただ少しの、風が渡って行く。
「だから!誰よ!?」
マリは虚空に叫んだ。
「私のインプラントを通して話しかけているの?」
さっきのベンチから20分も歩いただろうか。
自走式自販機から引き出したコーヒー缶を手に、トラムターミナル乗り場の、陽の当たるベンチに座り込んだマリは、痛勤客で徐々に混み始めるトラムをぼんやりと見つめながら言った。
自分の安アパートに帰るのは、このラッシュが終わってからだ・・・。
「"そうね、そんな様なものよ。"」
少しの間黙っていた"女"が応えた。
「"ちょっと事情があって閉じ込められているの"」
「こうやってハッキングまがいの会話は出来るのに?」
「"そうよ。落ち着いたみたいね。会話をしても大丈夫?"」
マリは静かにうなずいた。
はたして、この”女”にそれがわかるのだろうか?
だが、構わずに”女”の言葉は続く。
「"私の名前は、グレイス。 ねえ、マリ。 私と契約してくれたら、あなたの夢をかなえてあげる。"」
その言葉と共に、赤い唇がニヤリと笑ったのが、マリには見えた気がした。
って、ここでうpしていいのか?
オレ、書ききれるのか?
いやまずは、さよつばのこのあたりをもう一度見直して・・・(遠い目・・・)。
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- 2013/04/19(金) 00:07:14|
- 作品(マクロス小説)
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