Kさんつっこみから出てきた話です。セキュリティと軍とシェリルで考えて→予備役→ミンメイアタック→戦争はやだから(書けないし?)演習・・・となりました。
いいわけだけど、後半(というより昨夜)、かなりペースを上げて書き上げたので、終わり方がいまいちです。
エセSFに逃げてます。
実は「スッゲーぞ!シェリル」描写をやり過ぎて、「これじゃあ魔女じゃん!」ってなって書き直しました。
やりすぎは禁物ですね。
どうでしょ?ご意見待ちます。ちょっと飽きた?まあそう言わずに。
追!!キスシーンにかなり自分で不満を感じたのでちょっと修正。
誰か「軍服のシェリルを引き寄せてとろけるようなキスをするアルト」を、4行くらいで書いて!コピペするから。(←この条件でぜひ?)
射手座渦状腕(サジタリウス・アーム)のはずれにて
その日、銀河の渦状腕の隙間に、1機のVF25がフォールドアウトした。
銀河の恒星を束ねた腕のひとつ、射手座渦状腕(サジタリウス・アーム)と、ペルセウス渦状腕(ペルセウス・アーム)の谷間。
二つのきらめく銀河の腕に抱えられた、ひとつの恒星もない・・・そんな空間だ。
複座に改装されたコクピットの前席でシェリルがつぶやく。
「すごい・・・。 こんなに何も無いなんて・・・。」
パイロット(機長)はシェリルが務めている。
「半径200光年、60パーセクにわたり何もない宙域だ。バリオン(通常物質)もほとんど存在しない。」
後席でコパイロット(副機長)のアルトが計器チェックを続けながらシェリルに応える。
「サジタリウス・アームが遠いわ、キレイ・・・。 とっても静かね・・・。」
「静か? そうだな、そんなふうにも感じられるかな・・・。」
アルトもしばし、遠くの星々の輝きを見つめた。
「ザッ、ザザ・・・。」
VFのスピーカーがノイズを拾い、はっきりとした音声が聞こえたのと、まばゆいばかりのフォールド光が瞬いたのは同時だった。
「こちらオリンピア新統合軍第4艦隊 旗艦ジュリエットフォース。 各艦フォールドアウト報告請う。」
「比叡、フォールドアウト!」
「ヨークシャ、フォールドアウトした!」
「こちら、はまなすⅡ、無事フォールド終了!」
続々と宙域に現れた三千余りの艦艇が部隊ごとに確認作業を始める。
オリンピア、フィロンティア、エルドラドの各惑星、船団政府から派遣されて来た大連合艦隊だ。
艦隊の中から、アルトは、旗艦ジュリエットフォースの誘導ビーコンを見つけると、機体と誘導信号をシンクロさせる。
「時間通りだな。すこし早い時間の到着で静寂を楽しめたよ。」
「私の仕事のスケジュールもあったしね。 別行動を許してくれた軍に感謝だわ。」
シェリルが操るVF25は、ゆっくりとジュリエットフォースの着艦デッキへ向かった。
着艦した彼女のSMS仕様VF25は、そのまま整備ハンガーへと回される。
作戦では予備機に登録される。
アルトには、今回は新統合軍仕様のVF25が貸与されるはずだ。
シェリルは長距離フォールドの慌ただしい雰囲気が残る船内を抜け、パイロットスーツのまま、アルトとともにメインブリッジ(主艦橋)へ向かう。
ブリッジには、新統合軍司令官と、艦隊副官、ジュリエットフォース艦長、技術士官などの面々が待っていた。
シェリルは、並んだアルトに、いたずらっぽく軽いウインクを投げてから、新統合軍式の敬礼とともに一同に向かう。 その敬礼は、シェリルらしい華やかさを纏って(まとって)いた。
「シェリル・ノーム予備役・特務少佐、ただいま出頭しました。」
アルトが続ける。
「早乙女アルトSMS中尉、特務少佐付で参りました。」
「無事の到着何よりです、少佐。中尉。」
艦隊司令官がにこやかにシェリルに応えた。
「シェリルでいいわ。 少佐なんていわれると別の人みたい。」
「これは失礼。ではシェリルさん。ジュリエットフォースへようこそ。特務少佐への着任を歓迎します。」
・・・・・・・・・・・・・・・・
事の始まりは2週間前までさかのぼる。
アポイントを取り次いだ事務所のスタッフは、怪訝な印象をぬぐえないという顔でシェリルに告げた。
「新統合軍から『リクルート』ですって・・・。 『とにかく会う必要がある』みたいな言い方でした。 すみません、軍ですので、ないがしろにできないってだけなんですが。」
そして、約束の時間にやってきたのは、オリンピア新統合軍統合本部部長と、女性技術士官だった。
本部部長の挨拶を継いで、その技術士官は、とうとうと説明を始めた。
シェリルが会話を切って質問する。
「新型のミンメイ・アタック兵器?」
「ええ、もともとはゼントラーディの軍需技術がオリジナルです。破壊兵器としても、通信技術としても使われていました。音だけをフォールドさせる技術です。 音が波なのは知っていますね? 故に、真空では音は伝わらない。
今回のは音源としてフォールド波を使う技術です。このシステムでは、mm間隔で音をその場に出現させることができます。目的の場所に音がフォールドする。」
デスプレイの資料画面を変えて、説明が続く。
「具体的な事象を言うと、特定の空間に特定の音を充満させることができる。
今までのミンメイ・アタックは、妨害電波、ジャミング発信で、敵に無理矢理、音楽を聴かせていました。 弾頭にスピーカーを内蔵する、なんてことも過去にはやっています。
これでは敵が電源を落とせば、歌の力も何も無いわけです。
ですが、この技術があれば、空気や電波がなくても、ましてや有線でなくても、音が届く。だいぶ開発が進みました。 近直、大規模な実証実験を行ないます。 これに協力して下さい。」
技術士官は、にこりともせずに言い切った。
「なんで私に?」
「まずは著名なアーティストであること。 戦場で歌う事については、バジュラ戦役での実績もあります。
そして何より、専門課程の航宙学校卒業資格を持つ現役パイロットであり、予備役新統合軍士官の資格を維持している。」
「ああ、そういえばパイロット資格の約定にそんな文章があったわ! 新統合軍での尉官資格がどうとか。 私に軍人をやれとでも?」
「ええ、特務階級を付加できます。 今回の作戦ではVFに乗っていただく必要はありませんが、参謀ですので、少佐の官位です。」
「少佐?(アルトより偉いの?)」シェリルが聞き直す。
「もちろん権限の制約はありますが。」
「私が断ると、次は誰が候補?」
「ランカ・リーさんです。この作戦では2番目の候補です。 ただ彼女の場合は予備役の資格はないので、若干お願いの仕方が変わります。 特務での徴兵?のような形に。」
「・・・・、具体的な依頼内容を聞くわ。」
・・・・・・・・・・・・・
帰宅したアルトにポーズをとりながらシェリルが言った。
「そんな訳で、今日から私は、新統合軍少佐だから。」
「はあああ?」
シェリルのアパートメントで、アルトは思わず盛大な疑問符を出す。
「お前、それがやりたくて、今回の仕事請けたな?」
リビングに入ったアルトの目の前には、支給された新統合軍女性士官服を着こなしたシェリルが立っている。
ご丁寧に制帽と、少佐の階級章付だ。
「作戦時特殊任務少佐だから(この言い方あっているのかしら?)、この演習作戦の間だけだけどね。」
上着を脱ぎながらアルトが言う。
「今日、SMS経由で俺のところにも命令書が来た。シェリル・ノームに帯同して、オリンピア、フロンティア、エルドラドの3軍合同演習に合流。
シェリル・ノーム少佐の着任確認後は、オリンピア防衛航空団の命令下に入り、演習に参加すること。 作戦名は、『オルレアンの乙女』・・・。
で、帰宅するとこの少佐殿だ。」
「あとで詳しく経緯を話すわよ。 それより敬礼のやり方を教えて。どうせならしっかりマスターしたいの。」
「はっ!了解であります。」
アルトが大げさなしぐさで、新統合軍式の敬礼を決める。
「よろしい。」
さらに大仰にシェリルが応える。
「ふふ~ん、少佐殿。 ただし、『ただで』って訳には行きませんなあ?」
アルトがにやりと笑いながらシェリルを引き寄せる。
「あん。」
シェリルはアルトの腕の中で、困ったような顔をしてみせた。
「中尉、お行儀よくしなさい?」
「努力するよ、少佐。」
アルトがシェリルの耳元にささやいた。
・・・・・・・・・・・・
艦橋から、場所を変えて、ジュリエットフォースの作戦室へ。
作戦開始までの時間が限られている事から、ブリーフィングは最低限の人数になった。 各師団長クラスの幹部はモニターで参加だ。
シェリルは艦隊司令と並んで着座している、アルトは控え席だ。
「(少佐と中尉だからな・・・。)」
艦隊司令官が口を切る。
「フロンティア、エルドラド、オリンピアの、各新統合軍、および関係者に今回の共同軍事演習への協力を感謝する。 今回の作戦「オルレアンの乙女」についてだが、当初の演習目的にプラスして、新型兵装の実証実験が加わった。 変更点の確認を、シェリル・ノーム少佐の着任と合わせて再確認したい。」
司令官が後方の席に視線を送る。「よろしく頼む。」
末席で立ち上がったのは、シェリルに説明をしたあの女性技術士官だった。
「新型フォールドアンプの実証実験を、今回の三軍合同演習に織り込む事になりました。実質的に作戦のかなりの部分を、修正、変更しました。 開発陣を代表してお礼申上げます。
実験部分についてのみ説明します。 システム概念はご存知の通りです。
今回、仮想敵側には、過去のミンメイ・アタックのデータから、楽曲の到達、可聴時点で、36.2%の、連携、通信に対するジャミング(妨害)が介入し始めます。
このジャミング率は、過去の実戦データから算出しています。
主な観測は、作戦空域での音源再生能力と音質の確認。 敵勢力への影響、及び自陣への影響度も計測対象です。
楽曲が録音音源の場合と、ライブの場合のケース差。 曲調、アーティストのモチベーション維持なども調査対象になります、これらの点に関しては、ノーム少佐とセットリストなども含めて事前協議済みです。
また、ノーム少佐の演習参加は、艦隊の各所属基地出港後に、通達済みです。
アーティストへの敬意と、また士気高揚効果の測定を兼ねています。
仮想敵側には、一部を除き本件は伝えて有りません。
連携、通信ジャミングの可能性は通達されていますので、何らかの音響兵装がある事は予想させてあります。」
緊張した面持ちでブリーフィングが続く。
制服のシェリルが熱心に話を聴いている様子が、アルトには少しかわいらしく見えた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ステージスタッフにシェリルを引き継いだアルトは、すぐにオリンピア防衛航空団の指揮系統に入り、スカル小隊リーダーを任される。
2名の部下のうち、一人はいつもの准尉だ。
アルトのスカル小隊は、第三陣での出動が予定されていた。
受領したVFのチェックを、ハンガー(格納庫)で進めるアルトは、遠巻きの周囲のざわめきに気がついてはいたが、無視していた。
女性士官が近づいて来るのがわかる。
「早乙女中尉?」
シェリルが後ろから声を掛ける。
「もう作戦開始ですよ、少佐殿。」
振り向いたアルトが応える。
「早乙女中尉。 うまく歌える様にキスして。」
「こんなところで?」
「ほら!」
シェリルは目をつぶってみせる。
礼装の新統合軍制服をアレンジしたステージ衣装だった。
白い制服が清楚だ。
アルトは、アパートメントのときと同じように、シェリルを少し乱暴に引き寄せると、唇を重ねた。
ハンガーの喧騒のなかで、それは充分に熱を帯びたキスだった。
アルトを見つめるシェリル。吐息とともに短く言う。
「じゃあね。」
低重力の床を蹴って走り去る。
見送るアルト。
ふっと笑みがこぼれる。
「なんだあいつ、衣装を見せにきたのか?」
「あいかわらずお熱いことで。」
「うおっ! なんでお前がここにいる?」
突然、声をかけられてアルトが飛び跳ねた。
「おいおい、今回の演習は3軍合同だぜ? パイロットは補給発進の演習でだいぶ混成部隊になっている。やっかいになるよ。」
アルトの旧友は手を振ると、自分の機体のあるハンガーの方へ向った。
「俺は第一波だ。すぐにスクランブルで出る。」
「後でな!」
アルトもその背中に声をかけ、再び自機のチェックに戻った。
作業を終えたアルトは、割り当てられたパイロットルームへ向かう。
パイロットルームはなるほど、確かに混成部隊になっていた。
見慣れたオリンピアの同僚以外にも何人かが待機している。
部下の近くの、空いている適当な席にすわる。
向かいの席に座っていた若い二人のパイロットが、ふてぶてしくふるまっていた。
緊張に耐えられないのか?アルトにはそんな風に見えた。
部隊マークはエルドラドの所属を示している。
「こんな演習でなくてさ、戦争がしたいぜ。」
「まったくだ、どんどこ撃ちまくってなあ?」
「バジュラでも敵性ゼントランのバカ共でも、落としまくりだよ。」
アルトの気持ちが反応する、
「(バジュラと敵性ゼントラン?戦争がしたい?)」
「おい!」
だが先に怒気を込めた声を出したのは、別のフロンティア軍人だった。
「お前らエルドラド(のパイロット)だな? お前は戦争で何人家族が死んだ? 一緒に戦ったゼントランディーは何人生き残った?
ふざけたこと言ってんじゃねえぞ!」
彼の肩に貼られているロイ・フォッカー勲章のシールは、あまり大事にされている雰囲気ではない、油煙ですすけている。
だが、だからこそ、そこには凄みがあった。
息を呑んだエルドラドのパイロットが答える・・・。
「す、すまん。そんなつもりじゃ・・・。」
「気をつけろ!」
ロイ・フォッカー勲章の大尉はバツが悪そうに言い捨てると横を向いてしまった。
アルトも静かに目をつぶる。待機時間のパイロットは心を静かにしておくものだ。
やがて、
ずずんん・・・、VFの発信音が響く。艦砲のチャージ音も聞える。
いよいよ演習が始まったのだ。
アルトは静かに待つ。
そして・・・、
「パープル、スカル、カイエン各小隊出て!第三陣出撃!」艦内放送が叫ぶ。
「行くぞ!」
アルトは部下に号令しながら立ち上がった。
「(だが・・・、興奮していないと言ったら嘘になるな。)」
冷静に自己分析をする自分が、何だかおかしく思える。
デッキに出ると、すでにシェリルのステージは始っていた。
状況は予想通り、旗艦艦隊の方が優勢な様だ。
最近出した彼女のセルフカバー曲が、激しい曲調で響き始めた。
ハンガーを走り、自機に飛び乗る。
基本的なチェックリストに再度目を通す。
「管制! スカル小隊、右舷に出る!」
発進シークエンスを経て、真空の宙域に躍り出たスカル小隊。
そして、宙域は文字通り、シェリルの歌で溢れて(あふれて)いた。 音源は後方から、まるで背中を押すように音が広がる。
「これは・・・、直に音が聞こえるのか?」
アルトは同時発進したスカル小隊に声を掛ける。
「かなりの混戦になる。准尉、俺のケツから離れるなよ! 行くぞ!」
ここからが長いのだ。 掃討、帰還、補給、再出撃、援護。
パイロットには何よりタフさが求められる。
作戦も予定通り終盤に進む。
そして、シェリル・アタックの効果は絶大だった。
音響兵器の技術、能力も、次々とスキルアップがなされ、徐々に絶妙な音質に改善される。
シェリルもステージを楽しんでいた。心置きなく歌い続けた。
何よりもこれは戦争ではない、なによりも聴衆にアルトがいる。
彼が自分の歌を頼りに帰ってくることができる。
そう考えるだけでシェリルには喜びが溢れる。
合同演習も、圧倒的な優勢で雌雄が決すると思われた、その時。
バシャン!!
シェリルの周辺でシステムがダウンした。
「え?」
ブリッジステージは、艦艇の噴射炎と反射、またたく標識灯、前方の戦場できらめく模擬弾の光跡が照らすだけになる。
シェリルの顔がかろうじて見える程度だ。
シェリルの歌声が止まった。
すぐにオレンジ色の非常灯が点灯した。
あわただしく技術士官が怒声をあげる。
「システムが落ちた? ばかな、惑星1.2個分のエネルギーで足りないっていうの?」
「広域のフォールド負荷に耐えれなかったんだ! システム復旧を急げ! くそっ! 実戦なら壊滅だ!」
今までとうって変わったオペレーター達の、緊張感をともなった声がブリッジにも飛びかう。
「敵戦力スピード倍増、連携も復活しています。」
「比叡 轟沈!」
「パープル小隊壊滅!!」
「右陣、防衛網破れます。」
「バーミリオン隊、補給完了順に再出撃急いで! スカル小隊が追い詰められてる!」
「スカル小隊、ケネス・フォード機被弾! スカル1逃げて!」
「アルト!」
シェリルの記憶がフラッシュバックする。
それは、アルトが目の前で撃墜された時の炎、落ちるVFの軌跡。
「(私はわたしのできることをやる! アルト!生き残って! 絶対に戻って来て!)」
シェリルのそんな思いも、アルトを見つめ続けた自分の姿とともに甦る。
突き上げる衝動のまま彼女は再び歌い始めた。
そして・・・、
空域にちらばった3千の艦艇、VF、クアドランをはじめとする戦闘ポッドのすべてが、
その人が静かに息を呑む音を確かに聴いた。
だれか
空虚の輪郭を
そっと撫でてくれないか
胸の鼓動にけとばされて・・・・
歌が続く・・・。
アカペラのまま、宇宙(そら)が静まりかえる?
・・・、
なのに 可憐に笑うとこ 好きだったよ
そして、力強いイントロダクションが追う。
ビートがシェリルの歌を追いかけ始める!
「システム復旧!もう一度いけます!」
「シェリルさん! 楽曲はいります。 もう一度、ノーザンクロスから!!」
再び、メロディーが聴こえる。
ステージのまばゆい光条がシェリルを照らし出す。
シェリルの顔から笑みがこぼれる。
ふたたび、大きく息をのむと、彼女は歌い始めた。
「行くわよ~! みんなあああ!!!」
「シェリル?」
「シェリルだよな?」
「システムが落ちている間も聞こえてなかったか?」
「バカな、気のせいだろ! 行くぞ!!」
戦場のやり取りは混乱していたが、再び活気が満ち始めた。
アルトが一人つぶやく。
「(シェリル! もちろん聞こえたさ。 銀河が震えている!)」
「敵勢力へのジャミング率、再度32%まで上昇。」
「通信、制空権、再把握! 制覇できます!」
「ようし、一気にたたみかけるぞ!」
それは、実弾の使用や、破壊、爆発は無かったが、後に人類の転機が記憶された日のひとつだった。
歌は本当にすべてを変える<いのち>だと。
そして、本当に銀河が震えたことに気がついた人類はまだ少ない。
FIN
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テーマ:マクロスF - ジャンル:アニメ・コミック
- 2012/02/08(水) 00:15:57|
- 作品(マクロス小説)
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